認知症支援部会(豊中市)
市立豊中病院の精神科部長として勤務しながら、豊中市の認知症支援部会の委員をさせていただいておりました。これも6月が最終となりました(写真は最後の会議があった少路駅近くの豊中市医療保険センター)。認知症の専門家としての助言はできていたと思っています。しかし、地域の認知症をどうするかという大きな課題については、地域の状況を理解して貢献ができるようになる前に退任となってしまい、申し訳ありません。
認知症は医療機関、介護関係者、行政、当事者や家族、地域住民、職場など多くの関係者すべてが重要です。そして例えば医療機関に限っても、かかりつけ医、認知症を積極的に診療する診療所、大学病院、精神科病院など大きく異なる種類の医療機関間の連携が必要になります。関係者が個々に学んだり経験値を上げることも重要ですが、異なる立場の関係者と上手にコミュニケーションをとれるようになることも重要です。
山田駅で開業するにあたって、地域の医療、介護、福祉関係者様と良いコミュニケーションがとれるよう努力してまいります。